昭和の名曲たち
先ほどまでTBSテレビの歌番組「UTAGE」を見ていました。
昭和の名曲スペシャル。
昭和の最後の方の生まれなのでリアルタイムで聞いている訳ではないのですが、なぜか知ってる曲ばかりで、「名曲」と呼ばれるだけあります。
なんだか懐かしいな〜と思いながら、ついつい口ずさんでしまう名曲たち。
そんな時、MCのSMAP中居正広がこんなようなことを言っていました。
「30年後、今の曲を同じように懐かしいな〜って思えるんだろうか。時代背景が違うからどうなるんだろう。」
30年度、どうなるんでしょうね。
きっと、みんなが知ってる「あの曲」というのは昭和の名曲時代よりも少なくなっているんだろうと思います。
昭和の時代というのは、戦後の高度経済成長期で、人々がみんなで前を向いて社会を発展させるといった時代でした。そのため、「頑張れば頑張るだけ幸せになれる」という思いを誰しも持っている状況だったので「頑張って目の前の時代をつくっていく」といったことに自然と人々の意識が向いていったのではないかと思われます。
しかも、世間に出回る情報は少なかったがために、皆が同じ方向性を向きやすい状況の中、良いと思われる情報は一斉に人々の意識を集中させました。だから、「昭和の名曲」というものが必然的に誕生していったのです。
方向性を見失う現代人たち
しかし、現代は昭和の時代とは異なります。
バブルが崩壊し、不景気が続き、「頑張れば幸せになれる」といった状況ではなくなりました。
成熟されつつある社会の中で、人々は方向性を見失うのです。
「どうすれば幸せになれるのだろう?」
答えはどこのあるのか?
時代の急激な変化の中で、人々は混乱します。
そんな混乱の中、曲に対する注目も人それぞれで、「昭和の名曲」のような誰もが知っている歌は中々出てこないでしょう。
「頑張れば幸せになれる」といった時代で生きてきた親、
「どうすれば幸せになれるのだろうか?」と考える子、
人が最初に経験する「社会」である家族、親子間でも世代的ギャップが生まれます。
時代の変化と共に「幸せ」の求め方が変化する
そして時代の変化と共に、「幸せ」の求め方が変化していきます。
昭和の時代は答えは分かりやすいものでした。
頑張って働いて、お金を稼いで、今よりも裕福な暮らしをして、家族を持って生活をする。
当時の暮らしより1ランクアップした、そういった暮らしをするということが人々の幸せであると誰もが思っていたのです。
しかし現代は、少しのお金があれば、昭和の時代に望んでいた裕福な生活をすることができる。
簡単に望みが叶ってしまう状況になったのです。
それでは幸福感を感じることはできなくなりました。
そう考えると、幸せとは幸せに向かっている最中も幸せであると言えるのかもしれません。
じゃあ、どうやったら「幸せ」を感じることができるのだろう。
幸せは人から与えられるものではなく、自分で決めていくものになった
幸せは人から与えられるものではなく、自分で決めていくものになったのです。
良く言えば、自由に決められる。
悪く言えば、答えは誰も教えてくれない。
「昭和の時代に生きたかった」
そう思う人もいるかもしれません。
分かりやすい幸せが目の前にありますもんね。
でも、逆に当時の人たちは色々な制約の中で生きていました。
その制約があるからこそ、皆同じような幸せを求める結果となったのです。
きっと、「もっと自由に生きたい」そう、当時の人は思っていたでしょう。
自分で幸せを決められる特権を最大限活用しよう
そう思うと、現代ってとても「自由」な環境です。
私の祖母は明治生まれで昭和を生きた女性ですが、女学校を首席で卒業し、お茶屋お花、舞踊等をこなし、達筆でなんでもできる芦屋のお嬢様という、現代で言えば超が付くほどのお嬢様だったそうです。
ただ、”幸せ”については色々と試行錯誤を繰り返していたようです。
当時は女性が社会に進出できる時代ではなく、お嬢様かつ優秀な人物出会ったにも関わらず「勉強をしても何もならない」と後に母に言ったこともあるそうです。
そう考えると、今は「できない」という環境は何もないんです。
それって昭和を生きた人たちからすればとても羨ましい環境なんですね。
ただ、その現代の素晴らしさを実感していない人が大半でしょう。
それは、時代に沿った幸せを求められていないから。
つまり、自分だけの幸せを見つけられていないから。
これは勿体なすぎる。
自分だけの幸せってどうやって見つけるの?
じゃあ、自分だけの幸せってどうやって見つけるんでしょう。
それは、「自分自身で在る」ということです。
自分自身で在ることによって、自分が求めていることを自分で認識できるようになります。
この情報化社会というあらゆる情報にまみれてしまう毎日の中で、自分だけの価値観を持ち、自分自身で在り続ける。
それが、自分だけの幸せを見つける唯一の方法なのです。
それは昭和の時代とはまた違った幸せ。
逆を言うと、現代の人しか味わえない特権なんですね。
じゃあどうやって「自分を認識していくのか」。
もっと話したいことはありますが、今日はこの辺で。
お知らせ
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ぶっちゃけ、このシェアハウスの空間にいるだけで「自分自身で在ることができる」んですけどね。
もっと具体的に書いていきたいですが、ちょっと長くなってしまったので今日はこの辺で。
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