「理系女子」って?
改めまして、「理系女子のススメ」を書いております中野陽子です。
改めて聞くのもなんですが
「理系女子」ってどんな印象でしょう?
論理的に物事を考えられる?
頭の回転が速い?
冷静沈着?
お勉強ができる?
半分合っていて、半分は間違っています。
どういうことかと言うと、上記の内容は含まれていますが、それだけでは説明しきれないということです。
理系であって「女子」であること
それは「女子」という要素。
私は小さい頃から超感覚派人間でした。
・感情の赴くまま行動する
・誰かと話をするときは話があちこち飛んでしまう
・「あれ」と「それ」を多用して話す
・思い立ったが吉日と何も考えずに行動する
・物事を決める時は「直感第一」
・理由はないが雰囲気重視
・全て「なんとなくこっちの方が良さそう」で決める
・良いのか悪いのか分からないけれど、とりあえず行動してから考える
そこに理系の代名詞である「論理的」という要素は全くもってありません。
言葉が苦手で理系の道へ
なぜ、理系になったのかというと、
・話すことが苦手。
・物事の説明ができない。
・口から言葉が出て来ない。
・作文、読書感想文などが全くもって書けない。
と言ったように、とにかく「言葉が苦手」 だったため、
学校の授業で「国語が全くできない」という状況に陥りました。
国語はできないが、算数ならまだ分かるからという「消去法」で私は理系の道に進むことになります。
浪人の末に理系の大学へなんとか合格し、大学生活を送ることに。
華の大学生活を送ろうとしたのも束の間、
そこで私が今まで避けてきた「言葉」と「論理的思考」の壁にぶち当たります。
「論理的思考」と「言葉」の巨大な壁
理系ということで「研究室」というものに配属されます。
そこでは文字通りあるテーマに沿って「研究」がなされるのですが、
研究というとズバリ「論理的思考」が求められるのです。
・背景
・仮説
・実験
・結果
・考察
このような構成を予め組み立てて研究が進められます。
しかし、論理的思考が全くなかった私は訳が分からず、
Why「なぜこれをやるの?」
What「何をやるの?」
Where「どこでやるの?」
When「いつやるの?」
How「どうやってやるの?」
という教授からの質問の嵐に黙りこくってしまいます。
「言葉」も苦手だったため、口からは何も出てきません。
30分間の沈黙でゼミが終了することもしばしば。
なんとか周りの先輩方の力を借りて実験を執り行い、
「論理的」の壁を登ったところで
次は実験結果の発表をすることに。
そこでは「言葉」の壁にぶち当たります。
資料はできたものの、言葉が口から上手く出てきません。
幾度となく話し言葉を修正され、
半分ノイローゼになりながらも
なんとか少しずつ論理的に言葉が話せるようになっていきます。
このような大学の苦行とも言える研究室生活が終了し、
大学卒業後は建設コンサルタントとして
言葉を用いて論理的に物事を提案する立場に。
そうして、私は「言葉」と「論理的思考」を必要に迫られて
”無理やり”身につけました。
理系女子=超感覚的×論理的人間
そのため、私は結果的に
先天的には女性的な超感覚派
後天的には理系的な論理的思考派
といった、
超感覚的×論理的
の人間となってしまいました。
つまり、
理系女子=超感覚的×論理的人間
なのです。
そんな背景のため、現在では
先天的な感覚を研ぎ澄まして物事を感じ、
後天的な論理的思考と言語力を使って感じたことを言葉にする
という行為ができるようになり、
「あらゆる感覚的事象を言語化し論理的に解説する」
ことができるようになりました。
この「理系女子のススメ」はそんな私の頭の中を通して出てきている言葉たちです。
多面的な頭の中身
しかし、
実際のところ、全て言語化しているかと言われると、そうではありません。
実際は記事の10倍くらいの解説ができるくらいの背景があるのですが、分かりやすさを重視しているため、氷山の一角だけをブログ記事にしているイメージです。
実際、記事の内容について色々と聞いてくる方とのメッセージのやり取りが、国語の解説文の如く、私がひたすら解説することになる事もしばしばあります。
また、ブログを読んでくださる方も増えてきて、実際に読んでくださる方にお会いする機会も増えてきました。
そんな色々な方との出会いの中でよく言われることがあります。
「何考えてるかわからないですね。」
「文章と印象が違いますね。」
「中野さんって実は面白いですよね。噛めば噛むほど味が出る。」
とかとか。
要するに、一見するだけではよくわからない人間のようです。
それはなぜかというと、
超感覚的な状態と論理的思考が働いている状態が交互に入れ替わっているから。
これが「何を考えているかわからない」と言われる所以です。
確かに、私は感覚的に
・人によって態度を変える
・その場によって出す言葉も違う
・自分の中での時間感覚も変える
・空気感を大事にする
等を行っています。
一方で、論理的に
・議論を進める
・冷静な判断を下す
・物事を順序立てて組み立てる
といったことをします。
そんなことが入り混じってか
・感情が表情に表れにくい
・頭が働いている時と働いていない時の差が激しい
・一見おとなしいけれど突如として刺さる言葉を言う
言い始めたらキリがありませんが、掴みにくいところがあります。
一方で、
・音楽LIVEでは最前列で盛り上がる
・ディズニーランドではデイジーに会うことに全てを賭ける
・ある期間のAKB48グループのメンバーの名前が全てわかる
・野球は好きではないが阪神は好き
・家で焼くたこ焼きにはソースは掛けない
といったような挙げるときりがないどうでも良いこだわりが多々あったりで、かなり多面的なところがあります。
より深く知りたい方のために、、、
要するに、ブログで出している側面もごく僅かな私の一部分に過ぎません。
そのため、一つの記事についても、
実は様々な意図が隠されています。
・より深くリケジョを知ってみたい
・ブログ記事の意図は何にあるのか気になる
・感覚的な内容の言語化に触れたい
といった方のために、
ブログでは伝えきれない内容を伝える手段として「理系女子の裏側」ということでメルマガを始めることにしました。
・記事への感想や質問に対する回答
・私がブログでは書かない、私が人生において最も大切にしていること
など、
裏側の部分を出せる場所にしていきたいと思います。
気になる方はこちらからぜひ登録してみてください。
咀嚼し過ぎてハマり過ぎないように。