頑固な私でもギックリ腰の言う事は聞く

久しぶりの投稿です。
10月11月と怒涛の2ヶ月が過ぎ去り、一週間後の計画しか立てられなかった状況から、半年後の計画を立てられるくらいまで落ち着いてきた。
こんなに仕事をしたのは1年半振りくらいで、仕事大好き人間の私が、久しぶりに3回程仕事が嫌いになるほど。
好きな仕事でもキャパオーバーでやり続けるのは良くないなと改めて感じる機会だった。
そんな疲れ果てた状況だったが、先日4連休を取ってゆっくり休み、気分もリフレッシュ。
回復した中、先日は11月いっぱい実施していたイベントの資材撤去を朝から晩までやる事に。
11月はイベント対応で毎週末、外に出て対応を行っていたが、インテリ女子的には外での仕事は中々体力が奪われ厳しいところ。
「やっぱり私はデスクで頭使ってる方がいい」と何度思ったことか。
ただ、そんな事言ってもやらなければならない仕事はあるのだ。
そしてイベントで使ったテントの屋根を地べたに置き、ひたすら雑巾掛けをする。
ひたすら四つん這いになってゴシゴシと。
これはいつになったら終わるんだろうと思いながらひたすら拭き続ける。
バケツの水で雑巾を洗って、ひたすら拭く。
右腕が疲れてくるから、試しに左手に変えて拭いてみるが、10秒と持たないので再び右手に変えてみる。
「バケツの水で雑巾を洗うなんて、高校生以来なんじゃないだろうか」なんて、そんな物思いにふけったら少しでも時間を短く感じれるんじゃないだろうかと思いながらひたすら拭く。
途中、心折れそうになりながらも一緒に拭いている上司と励まし合いながら1時間くらい拭き続けた結果、ようやくゴール。
ちょっと一息ついて、後はテントやら机やらを倉庫へ運ぶのみ。
ちょっと安心して、トラックへ積み込むために机を運ぼうと持ち上げたその瞬間、全身に緊張が走った。
まずい。この感覚は。
そう。
ギックリ腰。
こんなところでまさかの展開。
一ヶ月半もの間続いたイベントでは特に怪我もなく無事に終了したのにも関わらず、最後の最後でこんなトラップが待っているとは。
実は私は今から10年程前の高校生の頃と、浪人生の頃に2回ギックリ腰をやった事がある。
1回目は自宅でタンスを運ぼうとした瞬間。
2回目は予備校の授業が終わって、席から立ち上がろうとした瞬間。
1回目は剣道の練習をやり過ぎて、ちょっと休みたいころだったので、強制的に部活を休めてラッキーと思った記憶がある。
2回目は予備校の授業が終わって椅子から立ち上がろうとした瞬間に腰が抜けたように座り込んでしまった。
周囲の驚きと笑いをかっさらった記憶がある。
どちらにせよ、まさかギックリ腰になるなんて考えた事もなかった事態に陥ったあの衝撃の瞬間。
そして今回、緊張が走った瞬間、当時の記憶がフラッシュバックした。
1週間程はまともに歩けなかったな、とか、
お医者さんに「腹筋なさすぎ」って冷静に言われた事とか。
今回も1週間使い物にならなくなるんじゃないだろうか、なんて思いがよぎる。
とりあえず、荷物運びは他の人に任せてその日は安静にすることにした。
なった日は一瞬の苦痛だったが、ここからが本当の試練だったのだ。
次の日、どうなったかというと、
“く”の字に腰を曲げてじゃないと動けない。
腰が痛くなると、どうしてもこんな格好になってしまうのか。老人が腰を曲げて杖を突いて歩いているのはこういう事かと納得した。
そして、お尻を後ろに突き出したような感じで生活することになった。
歩幅はわずか10cm。
動きは2分の1の速さ。
通勤電車では満員電車の中、いかに楽な姿勢を保つかに集中し、
乗り換えではいかに人の邪魔にならないようにゆっくり歩くかに集中する。
会社のデスクでは、椅子に座るのも辛いので体を伸ばしたり、前かがみになりながら仕事をする。
色々と気をつけていたとしても痛い時は痛い。
いかに健康が大事かを思い知らされる。
お手洗いにある全身鏡で自信を見てみても、どうしても体が真っ直ぐにならない。
テンションもだだ下がりで、頭も痛くなってきた。
あぁ、私はこれからどうしたらいいんだろうと半ば未来に絶望しながら。
仕事帰りで最寄りの駅に到着して階段を上るのも手すりを持ってゆっくりと上がる。
周囲の人には飲み過ぎたのかと思われていたかもしれない。
そしてようやく帰宅し、最近始めた「夜にゆっくりとお風呂に入る」という習慣。
今までは夜は入らず、朝にシャワーを浴びるだけの生活であったが、お風呂派にしてみているの。
「早く治ってね」と珍しく自分を労わりながらゆったりとした時間を過ごす。
そんなこんなで、ようやく1日を終え、明日身体が少しでも回復している事を心底祈り、布団の中に身を沈めた。
そして翌日、
思いの他身体が動く!
歩幅も大きくなり、何と言っても身体をまっすぐにする事ができる!!
予想以上の回復の早さに自分自身かなり驚いた!
高校生や浪人生の時は1週間ほど辛い時期があったはずなのに、なんでだろう?
よく考えたら、あの頃は「早く治ってね」なんて優しい言葉を自分にかけた事はなかったかもしれない。
自分に厳しく、前しか向いていなかった気がする。
今回のギックリ腰は、4日間の休暇で気分爽快で、体が楽になってまたもや自分を労わる事を忘れてしまいそうな自分への警告だったのかもしれない。
いくら人に言われても、自分自身で納得しなければテコでも動かない私。
しかし、そんな私でも、さすがにギックリ腰には敵わない。
自分自身の声に耳を傾けながら、意識的に自分を労わる努力をしていきたいと改めて思うのでした。