会社を休んで1人で初めてのホストクラブへ行ってきた(前半)
こんばんは。理系女子のYokoです。
行った事のないところへ1人で行ってみよう!という話になり、最初、「行った事のないところってどこだろう?」って考えた時に、真っ先に思いついたのが夜の世界。
今まで夜遊びはした事がなかったし、普段お酒も飲まないし。私とは遠い世界の場所。
BARでマスターとの会話っていうのもやってみたかったが、BARには行った事があるから却下。
その次に思いついたのがホストクラブ。
別に会社を休まなくても良かったのだか、色々と心の準備が必要だったので、結果的に会社を休んだ今日、行くことになった。
自分の苦手が詰まった場所「ホストクラブ」
普段、オシャレもしないし女性として見られる事にも慣れていないし、男より仕事を選ぶ性格上、絶対に行く選択をしない場所。
それに、私は中毒性があるものにハマりやすいと思っていて、タバコとかギャンブルとかやり始めたら絶対にハマってしまうという思い込みがあり、今まで誘いがあっても一歩踏み出したら引き返せないと思って怖くて手が出せなかった。
ホストクラブというお酒と男がいる空間もそれに近いものがあるような気がして、正直ハマってしまうかもしれないという気持ちもあり怖かった。お酒も強かったらきっとハマってしまうだろうし、男にものめり込む傾向があるからだ。
行きたくない場所だから、行ってみようと思い、ネットで「ホストクラブ 初めて」と検索し、一番上に上がってきたお店に行く事にした。場所は私でも知っている新宿歌舞伎町。ホストクラブの世界では、初めて行くことを「初回」と言うらしい。
キレイめの格好の方がいいかなと思い、服を探すと、あまりにも普段、そんな格好をしない事に今更ながら愕然とする。
結局、3年前に同窓会用に買ったワンピースを着ていくことにした。今の年齢に合うだろうかと少し心配したが、そんなことを言っている余裕はない。
化粧も普段そんなにしないけれど、ホストプラブに行くのだからと思って、少し時間を掛けた。でも、普段しないリップを塗ろうと思ったら見当たらず、代わりにヘルペス用の軟膏を塗ってみたら少し光ったのでそれで良しとした。
今から拷問に掛けられるような心境で歌舞伎町へ向かう
行くと決めてから、行く時間になるまで、本当に嫌だった。なんで今回行くって決めたんだろう?って新宿までの電車の中ずっと考えた。
しかも初回は2時間3000円と書いてあったので、安いという事よりも2時間も拘束されると思うと、まるで拷問にかけられる前のような気持ちだ。
途中、マスカラが目の下に付いてないかが気になって、電車の乗り換えの際に降りた駅のトイレの鏡でチェックする。
そんなこんなで無意識のうちになるべく行く事を避けようとして、時間を浪費してしまう。
「バンジージャンプより嫌だな」
なんて思いながら、行きたくないけど行きたいという矛盾の元、新宿歌舞伎町に到着。
iPhoneのGoogleMAPを見ながら恐る恐る新宿の街を歩く。
車のドアに手を掛けながら電話をしているサングラスを掛けた恐そうなお兄さんや、スナックが沢山入ったビルを横目に、テレビで見たとおりの光景だな、なんて思いながら歩いていると、目的地を発見。
第1の関門。入店。
目当てのホストクラブを見ると、若い女性が3人お店から出てきた。
それと同時にホスト?らしい男性スタッフが何名か。
若い女性達はいかにも派手な女の子達で、こんな地味な私がお店に入っていいのだろうかと躊躇する。
だが、ここまで来ておいて引き返すわけにもいかず、思い切って男性スタッフに声を掛けた。
「すいません。初めてなんですが。」
おそるおそる声を掛けると、初回である事の確認、どこでお店を知ったかの確認をして、「少々お待ちください」と言い残して少し慌てた様子でお店の中へ入っていった。
しばらくすると、お店からさっきの男性スタッフが出てきて
「申し訳ありません。本日イベントで満席でして、、、」
え?
意を決して飛び込んだお店に入れないとは想定外。
なるほど、こういうことがあるのね、と至って冷静な自分がいるところが笑える。
「ご希望の曜日とかありますか?予約も可能ですが。」
そう言われたが、今日でなければ意味がない。
少しきまづい雰囲気になりかけていたが、
「系列のお店はやってますか?」
と聞いて、系列店を紹介してもらい、なんとか“ホストクラブ”に入店することができた。
ここまでがなんと長かったことか、、、。
スゴい行動力ですね!見習わないとね。
ありがとうございます(*^^*)