「同僚が仕事をしてくれなくて悩んでいる、、。」それって思考回路が違うだけ。
今日、髪を切ってもらいました。
その美容師さんに切ってもらうのは半年ぶりだったけれど、いつ見ても凄い。
まるで絵を描くよう。
最初にちょっとイメージを確認したら、一気に最後まで仕上げてしまう。
これが神業のようで本当凄い!
きっと、最初に出来上がりのイメージがバチッとあって、そこからつくっていくんだろう。
何かをやる時、あなたはこの美容師さんのように、最終的なイメージをバチッと持ってからやるタイプだろうか。それともやっているうちに何かできているタイプだろうか。
私はどちらかというと最初にイメージを持ってからやる方。
一方で、プロセスに関心がある人もいる。
結果に興味がある人とプロセスに興味がある人。そんな人たちが一緒に一つのことをやるとどうなるだろう?
昨日、友人から職場の人間関係について相談を受けた。
「同僚が引き継ぎの仕事をやってくれない」
一回言ったもののやってくれないことがあり、なんでやってくれないの?と聞くと「忘れてました。」と言われたそう。
これってやってくれない同僚の人が一見悪いようにも見えるが、一つの原因としては思考パターンの違いがある。
友人は結果重視型。
仕事の最終的なゴールが見えていて、それを達成するためには引き継ぎの仕事も必要、という考え。
同僚の方は最終的なゴールにはあまり興味がない。今やる一つ一つの仕事自体に興味がある。
同じことをやるにしても、ゴールや目的を達成するためにやっているのか、その行為自体を楽しんでいるのか、そこに考え方の差があるのだ。
それゆえ、自分と同じような考え方を説明しても理解されない場合があるのだ。
もちろん、仕事なので忘れてはいけないとは思うが、忘れるには忘れるなりの理由がある。
「なんで分かってくれないんだろう?」
もし、そう思ったら、あーこの人は自分とは考え方や頭の使い方が違うんだなぁ。
ということをちょっと思い出してみるといい。実際に全然違うから!!
今回の場合、私は実際にその人を知らないからはっきりは言えないものの、おそらくその同僚の方は臨機応変に仕事をこなしていくタイプではなく、ルーティーン化した仕事なら喜んでやってくれるタイプの人のような気がするので、友人には仕事のマニュアルをつくることをオススメしておいた。
そうやって、相手の考え方に理解を示すだけで、考え方の違う者同士が別の思考回路で動きながらも同じことをやっていく糸口が自然と見えてくる。
「同僚が仕事をしてくれなくて悩んでいる、、。」っていう人。
それって思考回路が違うだけですから!