リケジョの家に嫁が来た!

私、お嫁さんをもらいました。

 

 

 

 

 

 

仕事人間のリケジョ。

仕事には興味があるけれど、家のことは全くと言っていいほど興味が湧かない私。

私と直接付き合いがある人には知られているが、

私といえば「片付けられない女」として名を馳せている。

 

 

今まで「片付けができない」だけがクローズアップされてきていたが、別にそれだけではない。

料理、洗濯、掃除、などなど、、、

多くの人が習慣的に普通にやっていることが普通ではないのである。

普通ではないというのはどういうことかというと、友達と出かけたりするような感覚。

これらをするときは、スケジュール帳に予定を入れるのだ。

 

なので、基本的に興味が湧いたときにやる。

興味が湧かないときにはやらない。

 

さすがに、洗濯や掃除は必要に迫られてやるが、基本的に必要に迫られないとやらない。

そんな私だから、普通に料理や洗濯、掃除ができる世の中の人はみんな尊敬するのである。

 

 

東京に出てきて、一人暮らしをし始めた頃は、

「こんなに何にもできないのに女の子の憧れ”お嫁さん”になんてなれるんだろうか?」

なんて心配をしながら、必死に片付けやら料理やらをしようとしていたが、

どれだけ頑張ってもできない、ということがわかり、諦めた。

 

 

これは私のやるべきことではない、と。

 

 

いくら「料理って気分転換になって楽しいよ?」と甘い言葉で誘われても

 

料理をしている時間より、仕事のことを考えている方がずっと楽しい。

 

「部屋汚かったら、イライラしない?」と言われたとしても、

たとえ周囲が散らかっていても、頭さえ動けば特に気にならない。

 

でも、足の踏み場がなくなって家の中で動きづらくなるのはいや

誰かが片付けをやってくれたら嬉しい。。。

さすが、そんなところはちゃっかりお嬢様気質の私である。

 

そんな風に、考えを改めたら、思ってもいなかった話が飛び込んでいた。

 

 

関西の友人が東京に出てくるので、住まわしてほしい、と。

 

なんと!!!

 

ちょっと前の私であれば、こんな汚い部屋に人なんて入れられない、

といって、自分以外の人間が自分の部屋に入ることを拒絶する状態だったので

自分以外の誰かがウチに住むなんてもってのほかだった。

 

 

しかし、ここ最近、

私の家に友達が集まってタコパをしたり(友達に部屋を片付けてもらった肉体労働の後の打ち上げとして)

会社の後輩が私の家に来たり(部屋の片付けを手伝ってもらうために)

して、他人が家に入ることがより自然なことなんだという認識に変わっていったところであった。

 

それに、周りに知り合いがいるわけでもないし、一人暮らしって寂しいなと思っていたところ。

 

即、OK!の返事をした。

 

都会で流行りのシェアハウスやルームシェアならぬ、

”ワンルームシェア”である。

 

突然始まった、友人との共同生活。

 

東京に出てきて5年。

 

ほぼ料理をしない毎日を送っていたのに、

家に帰ると暖かい料理があるのである。

 

ちらかっていても気にならない部屋が

気づいたら掃除されているのである。

 

燃えるゴミの日しか把握していなくて、

ベランダに溜まっていたペットボトルが

資源ごみの日に捨てられているのである。

 

 

これは夢?現実?

 

 

まるでお嫁さんをもらったみたいだ。

どこかの独身男性が妄想しそうな光景。

 

ワンルームシェアなんて、想像だにしていなかった共同生活が始まった。

 

こんな刺激的な毎日が待ち受けているとは。。。

 

つづく。

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リケジョの家に嫁が来た!” に対して1件のコメントがあります。

  1. 益子 より:

    いいね、料理きらい、片づけきらい、洗濯きらい、得意で好きな人に任せるべき。

    それに、得意な男性見つけやいいんだ。

    自分の姪子が料理にがて、仕事人間でも、結婚して旦那がまめで、自分でお弁当作って出かけるて、聞いている。

    得意を、活かして、自分に正直に生きましょう。

    ちなみに、うちの奥さん、裁縫きらい、でも刺繍習っていてなかなかの出来、でも自分の靴下に穴当ていても、しらんぷり、たのんでも、拒否。

    結局自分で、つくろいする、嫌いで無し、ぼけぼうしの為に成るし、まあいいか。

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