半蔵門線の斎藤工にもう一度会いたい。

サラリーマンの日課、通勤ラッシュ。

サラリーマンを経験したことがある人は一度は経験したことがあるのではないだろうか。

朝、家の玄関を出て、爽やかな風を感じながら1日の始まりに気持ちを切り替えた後に待っている、

あの、戦場を。

 

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私の最寄駅は埼玉県から都内へ続く路線。

埼玉県民たちが一斉に都内へ押し寄せる流れの最中にある。

そこまで都会ではないものの、朝の通勤ラッシュは3分に1本間隔で列車が次々とやってくる。

列車が駅に着いた時にはすでに満員状態。

もう入らないだろうと思いきや、ホームにいる企業戦士達は諦めという言葉を知らない。

まだこれだけ入るのかと言わんばかりにどんどん人が押し込められていく。

まるでスーパーの袋詰めタイムセールのようである。

以前、テレビで魚の袋詰めセールというなんとも言えない光景を見たことがあるが、まさにあの状態だ。

最後の一押しを駅員さんや朝専用の押し込み要員のお兄さん達が勝って出る。

駅員さんや押し込み要員のお兄さん達の怒号が飛び交う中、

それでも必死に列車に押し込められようとする戦士達。

もののけ姫に出てくる猪達のよう。

まさに戦場である。

 

そんな戦場と化す朝のホームで、たまにお相撲さんを見かける。

私が見る時はいつも列車には乗らず、静かに列車を見送っている。

彼はなぜこんな時間帯に列車に乗ろうと思ったのだろう。

そう思いながら、私は列車に乗って、ホームに残されるお相撲さんをいつも目で追ってしまうのだ。

 

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そんな通勤ラッシュの中で、唯一の楽しみなのが、車掌さんのアナウンスである。

半分くらいの確率で、アナウンス棒読みの車掌さんが当たるが、半分くらいの確率で、心の込もったアナウンスをしてくれる車掌さんに当たる。

中でも、私の耳に止まるのは女性の車掌さんだ。

おそらく若い車掌さんだろう。

国民的美少女コンテストのスピーチのようなたどたどしさでアナウンスをしている。
(実際に国民的美少女コンテストにスピーチがあるのかは知らないが)

そんな声を聞くと、心の中で彼女を応援したくなる。

きっとAKB48を応援するファンもこんな心境であろう。

心が込もっている込もっていないはもはや関係がないが。

ギュウギュウに押し込められて、今にも潰れそうになりながらも、そんな車掌さんの頑張る声に、私自身も励まされるのだ。

その他に、大人の女性の声の車掌さんも気になるところだ。

1ヶ月に1回くらい、色っぽい女性の車掌さんに当たることがある。

かなりの確率でしか遭遇できないが、女の私でも癒される。

きっと男性陣は私より如実に癒されているだろう。

あの電車に当たった人はラッキーである。

 

 

車掌さんの声の中でも私が一番忘れられないのがあの声。

忘れもしない、乗り換えで半蔵門線に乗った時、その日はタイミングよく空いている列車だった。

乗り換えの前には満員電車だったので、ホッと一息椅子に座る。

そしたらやけに色っぽい声が聞こえてくるではないか。

これはどこかで聞いたことがある。

そう。

斎藤工。

222

あの連続TVドラマ”昼顔”で一躍有名となったトレンディ男優。

まさにあの艶っぽい声が半蔵門線の車内に、朝っぱらから突然聞こえてきたのだ。

一人、列車の中でにやけるのを堪える私。

誰かにすぐさま話したかったけれど、隣には誰もいなかったので仕方なくTwitterに呟いた。

暖かく後ろから包み込むようなアナウンス。

「次は九段下、九段下です。」

いつも聞き流す”九段下”が特別な場所に感じてしまう。

何かこの先、踏み出してはいけない世界が待っているような特別な場所に。

もっと聞いていたい。

そんな現実逃避を誘う声を聞いていたら、職場の最寄駅に着いてしまい、現実に引き戻された。

 

あれから斎藤工にはまだ再開していない。

半蔵門線の通勤ラッシュは3分に1本程度の間隔である。

そこにジャストタイミングで遭遇するのはなかなか難しいかもしれない。

けれど、もう一度会ってあの声が聞きたい。

朝から斎藤工に会えるなんて、なんて贅沢な時間だろう。

きっとあの声に励まされて、出社するOL等も多いはず。

あの声だけで1日が明るくスタートできる。

そんな電車って本当に素晴らしい。

車掌さんはアイドル声か大人の色気がある声を練習すべきである。

 

そうすればきっと、企業戦士等の力が高まり、より日本経済は活力を増すだろうと確信する。

 

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