映画「インサイド・ヘッド」から知る自分自信(※ネタバレあり)

普段、映画はあまり見ない私ですが、なんとなく惹かれて見てきました。

 

感情を5つに分けてキャラクターとして設定されているのがこの映画の面白いところ。

 

ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。

 

5つのキャラクターは女の子ライリーの中の感情です。

 

この中のヨロコビとカナシミが感情をコントロールする司令室から離れることになってしまい、ライリーのヨロコビとカナシミの感情がなくなってしまってなんとか状況を元に戻そうとする物語。

 

ここで、私が一番印象に残ったのは、

 

 

自分を一番に思っているのは自分自身なんだ

 

 

ということ。

 

5つのキャラクターは本当にライリーのことが大好きで、ライリーの大切な思い出が消えないように、ライリーが楽しく過ごせるように、常にそのことだけを考えていつも試行錯誤をしながら生きています。

 

しかも、ライリーが生まれた時からずーっとライリーのことを一番に思ってライリーの側にいます。

 

この5つの感情は、映画ではキャラクターとして存在していましたが、実際はライリー自身の一部です。

 

そう、この5つの感情はその人自身の一部です。

 

 

 

映画では5つの感情として擬人化していましたが、そうやって自分自身は常に自分の幸せを思って、感情をつくっています。

 

一見、イカリやムカムカ、ビビリ、カナシミは自分のためを思った感情ではないかと思ってしまいますが、そんなことはありません。

 

イカリの感情は自分自身の不快感、自分の価値観を周囲に示すためにあります。

 

もし、イカリがないと、自分自身を相手に分かってもらえず、相手の価値観の中で生きていってしまうことになります。

 

ムカムカもそう。ムカムカを示すことで、自分の感性を確かめたり、相手に自分の感性を主張したりします。

 

ビビリは危険を回避するのに重要です。

 

カナシミはによって人の痛みを分かったりさせている。

 

でも、それは全て自分自身が大好きだからです。

 

自分自身が幸せな人生を歩んでくれるように、自分自身はずーっと自分を見続けている。

 

他人とは縁を切ろうと思えば簡単に切れるけれど、自分は一生付き合っていく存在。

 

でも、結局、自分の幸せを一番に考えているのは自分自身なんだなと、とても暖かい気持ちになりました。

 

自分はなんでこんな人間なんだろう、とか

 

自分なんてこんなことしかできない、とか

 

自分なんて価値がない、とか

 

自分なんて大っ嫌いだ、とか思ってる人。

 

 

そんなこと思っていても、

 

 

”実際は自分のことが大好きで、自分は自分自身の幸せを一番に考えている”

 

 

そんなメッセージを受け取れる作品。

 

もし、自分が嫌いって思っている人がいたら、映画「インサイド・ヘッド」見てみると、心が温まりますよ。

 

オススメです。

 

それでは、この辺で。

 

感想お待ちしております♪
sun.rikejo@gmail.com

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