その一瞬が永遠だと貴方は教えてくれたひと

以前のブログ更新から約半月。

色々なことがあった。

しばらく落ちて、徐々に上がって。

剣道を教えてくれた恩師が亡くなったり、

コンサートのために地元関西へ一時帰省したり、

手彫りドリルで井戸を掘ったり、

シェアハウスに引越しをしたり、

友人がしばらく泊まりに来たり、

かつての嫁が新居に遊びに来たり、

会社を辞めたり、

新しい仲間との出会いがあったり、

プロデュース業を始めたり、

今日はシェアハウスの住人が一人増えた。

そして、さっきは本当に久しぶりに大好きな友人と電話をして自分の位置を確かめた。

ブログには書ききれない変化の中にいる。

これからは少し落ち着くだろうか。

 

ブログのタイトルの「その一瞬が永遠だと貴方は教えてくれた人」というのはJ-POPアーティスト鬼束ちひろの「蛍」という曲の1フレーズ。

鬼束ちひろは聞いているとなぜか癒される声で、リラックスしたいときに聞く私の中での定番アーティストだ。

直感的に彼女のコンサートに行きたいと思い、大阪まで出て行くことになった。

ここ数年、何回か生歌を聞いたことがあるが、私の知っている癒しの声ではなく、ハスキーボイスになっていて、服装も奇抜なファッションで言動も話題になったりして少し残念に思っていたが、1ファンとして応援し続けようと思っていた。

が、今回は違った。

なんと、声が全盛期のように戻っていたのである。
これには驚いた。
正直なところ、声はもう戻らないと思っていたから。

いつもiPodで聞いている声の広がりと同じだった。
ウィスパーボイスは少し低めになっていたところが、月日の経過を感じるが、高音は同じだった。

こうやって時が経てば、もうダメかもしれないと思っていた状況でも変わるんだな。

癒しの生歌に癒されながら、一方で彼女を自分に重ねている自分がいた。

 

私もここ3年ほど、自分の感覚を失って、路頭に迷いながら、目隠し状態で色々とぶつかってきたけれど、今は前の感覚を取り戻している。というよりも前より自分の感覚を確かめられるようになっている。

そんな自分を振り返るためにコンサートを聴きに来たようなもんだった。
それに恩師の死も自分を振り返るきっかけとなった。

きっと、確かめたかったのだろう。
今までの自分の軌跡を。
そしてこれからの毎日を送るために。

 

ちなみに、ブログタイトルのフレーズが含まれている「蛍」の曲全体の歌詞は過去を回想した少し哀しげな感じになっていてあまり私の好みではないが、「その一瞬が永遠だと貴方は教えてくれた人」というフレーズは好きなだ。私もそんな人になっていたいと思うから。

今の一瞬が全て、なんだと思うから。
だから、その時やりたい事をやる。

 

だから、

20分前のことも忘れるし、

約束時間に遅刻してもその時やりたい事をやってしまうし、

側から見るといつも忙しくしているみたいだし、

部屋の片付けは興味が湧かなくて後回しになって一向に片付かないし、

話はポンポン飛ぶし、、、

って、私のできない部分の言い訳に使う事ができる笑

「いや、私は今この瞬間を大切にしているから。」って。

超便利なフレーズ!!!

 

ただ、そんな感覚からなのか、最近の色々な変化も変化というような線の感覚じゃなくて、もっと断片的な出来事が重なって結果動いているというように感じる。パラパラ漫画みたいに。

コンサートに行った時、
自分の日々描くイラストを、まとめて今まで描いたイラストをちょっとパラパラしたかった時期なのかもしれない。どんな感じだったかなぁって。

 

そんな時期も終わって、今は目の前の事を見ている。

その一瞬が永遠だと、貴方は教えてくれたひと。

そんな風に私は目の前のことを大切に生きていきたいのだ。

 

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