自然な笑顔が見れて、ただ、嬉しかった。

久しぶりのブログ更新です。

ここ最近で一番嬉しかった話。

 

先日、大学時代の剣道部同期の結婚式に出席した。

実は日にちを1日間違えていたことに前日に気づいて、慌てて前日に準備をした。

しかも他に予定を入れていたので、その関係者の方々に頭を下げながら。

これも結婚式の招待状を返送しておらずにLINEのメッセージの記憶だけを頼りに予定を入れていた私が悪い。

 

私も今年で29歳。

今、周りの同級生は結婚ラッシュなので度々結婚式に呼ばれるけれど、私は結婚式の招待状をほとんど返送していない、かなりいい加減な奴である。

そんないい加減な奴なのに、友人たちに招待してもらえるのはありがたい。

そして、今回も招待状は返送しておらず、前日に案内の封筒を開封して日にちをみたら翌日だったという。

しかも今回は友人代表スピーチを頼まれていたから余計に慌てた。

全く準備をしていなかったので。

当時の記憶を頼りに徹夜で原稿を用意してなんとか出席することができた。

 

そうやって、当時の記憶を思い出していると

そういえば当時、「◯◯(友人の名前)には幸せになってほしい。」とよく言っていたなぁなんてことを思い出した。

 

彼女は当時副主将で、剣道のセンスもあって、真面目に練習をしていた努力家だったんだけれども、いつも肝心なところで力が発揮できなかった。

私は主将だったから、チームを勝たせる責任みたいなものがあって、チームが勝つために、なんとか彼女に力を発揮してほしいと、色々と厳しいことも言って何度も泣かしてしまったり。

当時、私はどちらかというとメンタルが強い人間だったから、弱い人の気持ちが全く分からなくて、彼女がなぜ肝心なところで力が出せなかったり、心の調整ができないかが理解できなかった。

その後、私も動きたくても動けない状況を経験したから今は共感できるところがあるけれど、昔はやりたくてもできない人の気持ちが分からなかったから。

 

学生生活最後の試合の時も、本当は同期全員で試合に出たかった。チームは5人戦。当日まではずっと一緒に頑張ってきた仲間だから同期4人で試合に出たかのは当然なんだけれど、試合は勝負事。頑張ってきた気持ちもあるが、結果を求めるのが勝負。当日彼女の調子があまりよくなかったので、私は監督と話し合って、副主将でありながら彼女を試合のメンバーから外すことにした。

結果、試合には勝ったが、私の中では少し引っ掛かりが残った。記念撮影した写真の中の彼女の笑顔が本心からのものなのかが気になっていた。

本当に能力が高いし、ストレスや逆境にも強いし努力家なのに、何かと肝心なところで結果が出せなくて、自分の力を出し切れずに涙を流す彼女のことがとても気になっていた。

 

誰か側にしっかりと支えてくれる人がいたらきっと彼女は自分らしく輝けるのに。

 

そんなことを思っていたから、今回の彼女の結婚の話は本当にとても嬉しかったのだ。

 

そんな話を友人代表スピーチでしたら、披露宴のしょっぱなにも関わらず、彼女は泣いていた。
何回泣かしたか覚えてないけれど、今回はきっと嬉し泣き。

 

いや、ほんとよかった。

 

バージンロードを歩く姿や披露宴での彼女の笑顔はとても自然で楽しそうで嬉しそうで、本物の笑顔だった。

本当におめでとう。

仲間が幸せになる姿を見るのは本当に嬉しい。

 

 

 

最初、18歳年上の会社の上司と付き合っていると聞いた時にはさすがに驚いたが、まぁ彼女らしいといえば彼女らしい。

そんなしっかりした人が側にいたらもう安心だろう。

これからもより一層輝いていってほしい。

 

 

 

肝心なところで、力が発揮できない。

自分の力が出せない。信じれない。

どこか作り笑顔をしてしまう。

 

自分だけで乗り越えられなくても、人との出会いで幸せになれる。

自分を信じてくれる人が側にいるだけで、前に進める。

自然な笑顔になれる。

 

 

やっぱりね、二回目だけど、

大切な友人が幸せになるのを見るのは嬉しいですね。

私も日頃の関わりを通して、目の前の人が幸せになることをやっていきたいなと、改めて思った。

人の幸せは周りの人を幸せにする。

 

 

 

一緒に出席した友人と結婚式後、

「結婚式に出席するとやっぱいいなぁって思うよね。」

と、言われたので

「うん。結婚式というより披露宴がしたい。自分の知っている人を集めておもてなししたり、サプライズ演出とか楽しそう。」

と言ったら、

「そっち!?それは私はあんまり思わないけど。」

とツッこまれた。

結婚式に出席すると、毎回、自分の披露宴だったらこんなことしたいなぁなんて妄想を膨らませるのが楽しいのだ。

結婚生活のイメージは湧かないけれど、披露宴のイメージならいつもしているので、披露宴やりたい欲がもっと出てきたら、本格的に結婚を考えるかもしれない。

いつになるかがわからない自分の披露宴をするのが今から楽しみだ。

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